第18話「住みながら売る」

2025年05月09日

スガヤのコラム ~札幌不動産売却の疑問点~ 第18話「住みながら売る」

 

こんにちは、センチュリー21 TRAD 札幌店の菅谷(スガヤ)です。

 

今回は、住みながら売却活動を行う点について、ご紹介いたします。

内覧1

相談者:
売却を検討しているのですが、住みながらでも売ることはできるのでしょうか?

 

専門家:
はい、可能です。

 

相談者:
そうなんですね。でも、なんだか気まずいような気がして…。

 

専門家:
確かに、購入希望者が見学に来られた際は、多少の気まずさを感じるかもしれません。
ただ、実際には多くの方が住みながら売却活動をされています。

 

相談者:
そうなんですか。住みながら売却する人って、どんな方が多いんですか?

 

専門家:
一番多いのは「住み替え」をご検討されている方です。

 

相談者:
住み替え…ですか?

 

専門家:
はい。現在お住まいの不動産を売却して、その資金をもとに次の物件を購入するというケースですね。
この場合、今の不動産が「いつ・いくらで売れるのか」が分からないと、次の物件の購入時期も決めづらいんです。

 

相談者:
確かに。先に新しい家を買って、今の家が売れなかったら困りますね。

 

専門家:
そのとおりです。もちろん、資金に余裕があれば問題ありませんが、
多くの方にとっては、先に売却を済ませてから次の物件を決めた方が、「最悪のケース」を避けられます。

 

相談者:
「最悪のケース」って、具体的には何ですか?

 

専門家:
はい、それは「新しく購入した物件の住宅ローン」と「売却予定の住宅ローン」を同時に支払わなければならない状況です。

 

相談者:
それは嫌ですね…。

 

専門家:
できることなら避けたい状況ですよね。
実際には、良い物件に出会って先に購入したものの、売却がスムーズに進まず、ローンの二重支払いが発生したり、
売却金額が希望を下回ってしまったというケースも多いです。

 

相談者:
そうならないためには、どうしたらいいですか?

 

専門家:
どうしても先に購入しなければならない事情がない限り、まずは売却からスタートするのがおすすめです。

 

相談者:
なるほど。それで「住みながら売る」人が多いんですね。

 

専門家:
そうです。
住みながら売却活動を行えば、売却によって得られる資金を確認した上で、次の住まいを安心して探せます。
結果として、気持ちにも資金面にも余裕ができます。

 

相談者:
たしかに、心にも懐にも余裕が持てそうですね。

 

相談者:
他に、住みながら売却する際に気をつけることはありますか?

 

専門家:
はい。購入希望者の内見(見学)には、信頼できる不動産会社の営業担当に立ち会ってもらうのが良いでしょう。
売主さまは、聞かれたことにお答えする程度で問題ありません。
無理なく対応できる方が、スムーズな売却につながるケースが多いです。

 

相談者:
わかりました。
内見の際の対応は、不動産のプロの方にお願いしたいと思います。

 

専門家:
はい、その方が安心です。

 

不動産についてのご相談がございましたら、ぜひ『センチュリー21 TRAD 札幌店』へ! 

 

※今回のイラストはChatGPTで生成しております。