第20話「売る?or貸す?」
2025年06月06日
スガヤのコラム ~札幌不動産売却の疑問点~ 第20話「売る?or貸す?」
こんにちは、センチュリー21 TRAD 札幌店の菅谷(スガヤ)です。
今回は、所有している物件を売るのが良いのか、貸すのが良いのか、のご検討に役立つコラムです。
例えば、札幌に所有しているマンションが、2年間も空き家のままになっているとすれば——これは非常にもったいない状況です。
不動産という資産を活用せずに放置しておくのは、維持管理のコストがかかるだけでなく、資産価値の低下にもつながりかねません。
そこで「売却」か「賃貸」か、どちらの選択が良いのかを考える必要があります。
それぞれにはメリット・デメリットがあり、慎重な判断が求められます。
■ 売却
まず売却のメリットですが、最大の利点はまとまった資金が一括で手に入るという点です。
その資金を元手に新たな投資をしたり、住宅ローンの返済に充てたり、老後資金として備えることもできます。
資産の流動化が進むため、身軽に次の計画を立てられる点も魅力です。
一方でデメリットとしては、今後もし大幅なインフレが起こった場合、「あの時売らなければもっと高く売れたのに…」と後悔する可能性がある点が挙げられます。
また、一度売ってしまうと、その物件を取り戻すことは難しいため、将来的な利用予定がある場合には慎重な判断が必要です。
■ 賃貸
次に賃貸に出す場合のメリットですが、こちらは毎月収入が得られることが大きなポイントです。
長期的に見れば、資産を手放すことなく運用し続けられるため、老後の年金代わりとして活用する方も多くいらっしゃいます。
ただし、デメリットも存在します。
まず第一に挙げられるのが家賃滞納のリスクです。
特にローンを支払っている最中であれば、入居者からの家賃が滞った場合、ご自身でローンを補填しなければならなくなるため、経済的な負担が発生します。
さらに、万が一、室内で自殺や孤独死といった事故が発生した場合には、物件の資産価値が大幅に下落する可能性があります。
こうした不測の事態も賃貸経営におけるリスクの一つです。
「売却」か「賃貸」かの選択は、ご自身のライフプランや資産状況、リスク許容度によって変わります。
今後の生活設計や不動産市場の動向も踏まえたうえで、信頼できる専門家に相談しながら最適な方法を選ぶことをおすすめします。
不動産についてのご相談がございましたら、ぜひ『センチュリー21 TRAD 札幌店』へ!
※今回のイラストはChatGPTで生成しております。