第31話「古い家屋」
2025年11月14日
スガヤのコラム ~札幌不動産売却の疑問点~ 第31話「古い家屋」
こんにちは、センチュリー21 TRAD 札幌店の菅谷(スガヤ)です。
今回は、「古い家屋」についてのコラムです。
■ 古い家は売れるのでしょうか?
古い家でも売却は十分可能です。
築年数が経過した物件でも、買主がリフォームして住む場合や、建て替えを検討する方が購入する場合があります。
築年数だけで売れないと決めつける必要はなく、立地や土地の価値、周辺環境によっては問題なく取引が成立します。
■ 更地にすれば高く売れるのか?
更地の方が高く売れるケースは実際にあります。
建物を取り壊して更地にすると、土地の用途が広がり購入希望者の選択肢が増えるため需要が高まりやすく、結果として高値で売れる可能性が出てきます。
また、建物が残っていると空き家の倒壊や放火などのリスクが懸念されますが、更地にすることでそのような心配がなくなるため、売主にとって安心材料にもなります。
■ 更地で売却する際の注意点
更地にして売却する場合にはいくつかの注意点があります。
まず、解体費用が必要になります。解体には数十万から数百万円といったまとまった費用がかかることがあり、事前に見積もりをとって費用負担を確認しておくことが重要です。
次に、固定資産税の軽減が受けられなくなる点にも注意が必要です。居住用の宅地については200平方メートル以下の部分に課税標準額が6分の1になる軽減措置があるため、建物を取り壊すとこの優遇がなくなり税負担が増えることがあります。
さらに、解体作業では隣地所有者との打ち合わせが必要になることが多く、境界や養生、作業時間などについて事前に調整を行う必要があります。
■ そのまま売却したほうがよい場合
すべてのケースで更地にするのが最良とは限りません。
次のような場合は、現状のまま売却した方が適していることがあります。
たとえば、建物がまだ事業利用できるビルや鉄筋コンクリート造(RC造)などで価値が残っている場合、古民家のように「古さ自体」が価値となる物件の場合、解体が物理的に困難で足場が組めないなどの制約がある場合、解体費用が非常に高額になる場合、あるいは手元に解体費用を用意できない場合です。
これらに該当するなら、現状有姿での売却を検討するのが現実的です。
■ 最後に
売却方法の選択は、物件ごとの状況や売主様の資金・方針、地域の需要によって大きく変わります。
具体的な判断を行う際は、現地確認や査定、解体見積りなどが必要です。
不動産についてのご相談がございましたら、ぜひ『センチュリー21 TRAD 札幌店』へ!
※今回のイラストはChatGPTで生成しております。
(ご参考)古家付き土地とは ※アットホーム不動産用語集より
https://www.athome.co.jp/contents/words/term_3173/
