第32話「公示価格の活用方法」
2025年11月28日
スガヤのコラム ~札幌不動産売却の疑問点~ 第32話「公示価格の活用方法」
こんにちは、センチュリー21 TRAD 札幌店の菅谷(スガヤ)です。
今回は、「公示価格の活用方法」についてのコラムです。
年に2回、新聞等でよく話題になる公示価格は、不動産業者が土地の査定を行うときに確認するデータですが、
実はこちらは不動産業者でなくてもどなたでもご覧になれます。
※公示価格にも2種類(公示地価・基準地価)ございますが、ここではあえて分けずにご説明いたします。
不動産情報ライブラリ(国土交通省)
https://www.reinfolib.mlit.go.jp/
この公示価格によって、ご自身で大体の土地の価値を知ることが可能です。
■ オススメの簡単な見方
・PCで上記ページを開く
・地図から探したい方へ 「地図表示」をクリック
・ご覧になりたい対象地(ご自宅やご実家等)まで地図を拡大
・価格情報 「全選択/解除」をクリック 決定
・地図上に平米単価(円/m²)が表示される
(見たい方は)・その価格をクリックすると詳細ページが出る
対象地の近くの平米単価をその土地の地積(土地の面積)にかけると、おおよその価値が分かります。
以下はより詳しく検討したい方向けです。
■ 土地査定(実務)での活用方法
【事前情報収集の出発点として】
対象地の最寄りの公示地価・基準地価の地点をまず確認する。公示地価で代表値を掴み、基準地価で近接の細かい動向を補完。
【近傍事例との比較(類似比較法)】
周辺の公示・基準地価の地点の用途(住宅地・商業地等)、地積、容積率、接道状況を確認。査定対象地と属性が近い地点を抽出して、1平方メートル当たりの価格を比較。
【時点調整(価格の時点を合わせる)】
公示は1月1日、基準地価は7月1日評価。取引時点や査定基準日が異なる場合、年内の地価変動を踏まえて増減率や近傍のマーケット動向で時点修正を行う。
【利用調整(用途や規制差の補正)】
公示・基準地価は「標準的条件」で評価しているため、実際の土地が傾斜や形状不良、特殊な利用制限(法令制限・都市計画等)を有する場合、形状・地勢・法令上の制約などで各種補正を行う。
【取引事例との併用】
公示・基準地価は目安。直近の実取引事例(近隣の販売事例・成約事例)があれば必ず併用し、調整比率を検討する。
【収益還元法や原価法との組合せ】
特に事業用地や賃貸マンション用地などでは、収益還元法による評価も必要。公示・基準地価は前提値や市場動向の確認に使う。
【傾向分析(地価の上昇・下落圧力)】
複数年の公示・基準地価の推移を確認することで、そのエリアの長期的な上昇・下落トレンドや季節的な変動を把握できる。将来の期待価格やリスクの判断材料になる。
一度ご覧になってみてはいかがでしょう?
不動産についてのご相談がございましたら、ぜひ『センチュリー21 TRAD 札幌店』へ!
※今回のイラストはChatGPTで生成しております。
(ご参考) ※アットホーム不動産用語集より
公示価格とは
https://www.athome.co.jp/contents/words/term_2144/
地価公示とは
https://www.athome.co.jp/contents/words/term_40/
公示地価とは
https://www.athome.co.jp/contents/words/term_1662/
